創業者佐藤恭三が、昭和27年8月、本田技研工業株式会社に湯浅電池株式会社(現・株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション)の二輪車用バッテリーの納入を開始しましたのが当社の事実上の創業であります。この両社からは、創業以来現在に至るまで半世紀余の永きに亘り、変わることなきご支援とご信頼をいただいております。
おかげをもちまして、21世紀を迎えた今日、当社は三事業所による本田技研工業株式会社に対しますバッテリーの代行納入業務、バッテリーの充電業務をはじめ、販売部門ではグループ会社を含めて全国に販売網を展開するに至り、業容を拡大するとともに、バッテリーを主体に自動車関連商品、情報機器、携帯電話等と取扱商品も次第にひろがって参りました。
また、グループ会社も五社を数え、人と人とのつながりを中心にサービスグループを形成いたしております。グループの大部分は流通に携わっており、流通分野こそ我がグループの使命であり産業の主役と信じております。
企業経営の四大要素として、人、物、金、情報といわれておりますが、商社の財産は人、人、人であると思っております。よき人材育成こそ、当社発展の基盤であると存じます。
今後もお取引先、仕入先をはじめ各方面のご支援をいただき、またグループの人々の協力によりまして益々社業の発展に努力いたし、微力ながら社会の発展に貢献いたしたいと存じます。